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図書館で見つけた本。タイトルがまさにぴったりだったのでチョイス。それにしてもネット書店だと限られた本にしか出合えないが、図書館や大規模書店に行くといろいろな本があって、本当に参考になる。紙の本、実態としての書店、消えない文化であってほしい。

〇会社が存続するかは3年でわかる。

1年目で15%、2年目で残りの15%(全体の13%)、3年目で残りの15%(全体の11%)が廃業。残るのは61%くらいらしい。

〇資金があっても有利な条件の創業融資は受けよ。

たしかに自己資金で開業はまかなおうと思っていたが、やはり老後資金は少しでも(予備資金としても)手厚くした方がいいですよね。

〇大事なのは「実現したいこと」「得意分野」「社会のニーズ」

「実現したいこと」=自主的に選択できる仕事であること、人に感謝されること、人より少しでも抜き出たスキルを持っていること

「得意分野」=昔からメカが好き。大学も工学部。しかし就職当時日和ったんだよね。実家の母があまり健康でなかったので地元に近く、また当時バブルが崩壊したところで少しでも安定した仕事、当時からエンジニアの過酷な仕事ぶりを聞かされていたこと。今現在有する資格は簿記3級くらい(しょぼ)。今なら好きなことで頑張れるか。

「社会のニーズ」=これは難しいよね。できる範囲で社会のニーズに合ったものか。少子高齢化、人手不足。実態としてはあんまり長期的に考えても実生活にはほとんど響かないことが多い気がする。環境問題とかバブル的なもので実態はあまりない。せいぜい5年、10年先の想像できる社会、あるいは今を考えた方がいい気がする。

この本は、最初このような適性や心構え、目標、方向性といった方向からアプローチしてくれます。そのあと徐々に開業への実務の話になってきます。