ファクトフルネスを読んだのはちょうど新型コロナウイルスが武漢で発生したという情報が入ったころ。
奥さんの実家の近く(観光地に近い)のスタバで読んでいたら
周りが中国の方ばかりだった記憶がある。

ベストセラーになったので読んだ人も多いだろう。

それにしてもあれ以来のコロナ騒ぎはまさにファクトフルネスを地で行っていると思いませんか?

連日「新規感染者数」や「死者数」が報道されているが、
これまでは無症状者を感染者としてカウントしたり追跡調査などしてこなかった。
死者数にしても死後まで検査して陽性ならコロナ関連死として計上と水増しである。

さらに言えば、コロナで死者が増えている形跡はない。
厚生労働省が従来から実施している人口動態調査をみれば明らかだ。
同調査でもわざわざコロナ関連死を別計上しているが
一昨年、昨年と肺炎死が大きく減少しておりコロナ関連死を加えてもまだ少ない。

昨年は死者が増加していることが話題となっており、
専門家の集まりによるアドバイザリーボードでも少し前に議論されているようだ。
それによればワクチンとの関連は認められずコロナ死または流行による医療のひっ迫ではないかと推測している。

大嘘である。
死因別にみれば増えているのは老衰(高齢者の突然死)と心疾患であり、
しかも流行前の2019年と月別に比較すると老衰は9,10月(通常老衰は冬が多い)が急増、
ワクチンは5月頃から増え始め、コロナの流行が収まった秋まで大幅に増加している。

状況からみて原因はワクチンであろう。

どうして目先のコロナしか注目しないのか?
少し前にベストセラーになったファクトフルネスという本にまさに書いてあるのだが、人間の恐怖、過大視、犯人探し、焦りという本能をマスコミに煽られた結果だろう。

先日も栃木で10歳未満の子供がコロナ陽性で脳症で亡くなったという報道があった。
わざわざ親が「ワクチンを皆さんも打ってください」と言っていたという担当職員のコメントまで付けて。

しかしインフルエンザ脳症については、国立感染症研究所の報告で2019年冬には15歳未満で122例報告されそのうち8人が亡くなっている。コロナでの10歳未満の死者は3年目で2人である。
なぜインフルエンザの時はそのような報道がないのか?

はっきり言って経済の後退や自殺者の増加、出生数の減少さらにはワクチン薬害まで、
コロナウイルスによる被害よりも過剰対策による悪影響の方が被害甚大で後世まで禍根を残すと思う。